pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

気がつけば・・・

8月ももう終わり。
バタバタとしててちゃんとご報告しておりませんでしたが、7月13日に無事男児を出産いたしました。
出産時のことくらいは後でつづっておこうと思いますが、簡単にこれまでのふり返りを。
出産後、退院してから一週間は実家の母に来てもらい、ごはんも作ってもらってのんびり過ごしておりましたが、翌週から息子が大学病院に入院することになりまして。
出産時の検査で先天性の疾患があることがわかり、病院から連絡をもらったのが退院してから5日後。で、週明けの月曜日に精密検査のため受診したらそのまま緊急入院となってしまい、バタバタと二週間の付き添いを余儀なくされました。
病気のことも最初は受け止められず少なからず動揺しましたが、適切な治療で状態は安定し、現在は通院しつつ自宅で服薬して管理を続けており本人も元気にしています。
でもまあなんせ出産後10日経ったくらいで24時間体制の病院付き添いはキツかったー。産後の回復とか言ってらんない。担架のような硬くて狭い簡易ベッドと順番待ちのシャワー室、食事は基本コンビニ弁当。休養?栄養?何それ?って感じですよ。しかも授乳は普通に2〜3時間おきだからただでさえ眠れないのに、相部屋だから夜中に泣いたら気を遣うので暗い廊下やデイルームをひたすらうろうろして「こっちが泣きたい・・・」と思うこともしばしば。点滴がはずれてからはひたすら病室の外にいましたね。だって息子は自分の泣き声は部屋でいちばん大きいくせに、隣のベッドの子の「ふええん」という声やカーテンの開く「シャッ」という音でびっくりして泣き出したりするんだもん。
夜も授乳して寝かしつけようとしてもベッドに置くやいなや泣き出すので最終的には小脇に抱えたまま簡易ベッドの方で添い寝したりしてましたよ。新生児なのに・・・。
しかし人間というのはよくできているもので、一週間が経つとそういう生活にも慣れてくるものですね。昼間はどちらかの母に交代で来てもらい、その間にこまごました用事やら食事やシャワーを済ませ、夜はほぼ毎日ダンナ氏が来てくれたのでその間に歯みがき等を済ませて9時消灯に備えるというリズムもできてきました。だってひとりだと息子が起きてぐずってたりしたらトイレも行けやしないから。後半はダンナ氏母の買ってきてくれるおやつやスタバのコーヒーが楽しみで。コンビニもかなり充実の品揃えだし、食堂にも何度か行きました。とにかく体力をつけなくちゃ!とひたすら食べてたように思います。特に冷やして食べるクリームパンはひたすらリピ。
その入院してる間にミッチー結婚のニュースがあったりして。外界から遮断されている私に方々から連絡が入りましたよ(笑)ネットもテレビもろくろく見られない状況だったのでね・・・。
そんなこんなで二週間の激務を経験したおかげで、自宅に帰ってきたらたいていのことは何でもないと思える。ちょっとくらい泣いてても周りに気を遣うことはないし、食べるものはあるしトイレも行けるし化粧もしなくていいし。
病院では母乳をやるときには飲む前と飲んだ後の体重をいちいち量って記録しなきゃなんないし、オムツもかえる度にどんだけ出たかオムツと中にくるんだおしりふきシート(2グラム×枚数)の重さを差し引いて量って記録したりしてました。
それに息子は最初体重の増えが悪かったので産院のときからミルクを足していたのですが、入院中はナースステーションの冷蔵庫に作って入れてくれてるミルクを授乳のタイミングを見計らって温めなきゃいけないし、夜中の授乳時は哺乳瓶使っても病室内の洗面所は使わないよう言われてたので(消灯後は他の人の迷惑になるので)飲ませて、寝かしつけて、外の洗面所にそのつど洗いに行くというのもすごくめんどくさかった。
産院でも夜中の授乳時はミルク作って飲ませて哺乳瓶洗ってたけど、産院は個室だったしベッドも普通にシングルだったし、トイレとシャワーはついてたし、私の寝巻きもバスタオルも毎日取り替えてくれてごはんも3食ちゃんと出て、息子の着替えも沐浴もしてもらってたからギャップがすごくて。大学病院では沐浴用のせっけんも自分で用意して入れるのも自分だったからね。ついでに言うと冷蔵庫の使用すら有料だったからね!
だから帰ってからも普通の育児日誌とかつける気力がもう湧かなくてねー。
本当は育児に関することもまとめたかったけどたぶん無理なので。何はともあれ母子共に元気にしており、息子はすでに5,000グラムを超え新生児用の紙オムツがサイズアウトしそうです。
これまでのこともふり返りつつぼちぼち更新していく所存にございますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。