pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

鹿児島2日目

朝食をとり、周辺を散策して「揚立屋」でおやつ用のさつまあげを購入。ついでにお土産用に自宅に送っておきました。今日は霧島方面へ。最初に向かったのはまたしても焼酎蔵、「明るい農村」でおなじみの霧島町蒸留所です(笑)今月末から仕込が始まるということで今行っても何も行われていないことはわかっていたのですが、せっかく来たので試飲もしたかろうとその権利はダンナ氏に譲りました。この先のドライバーは私が専任ということでほろ酔いのダンナを助手席に乗せて走っていると目ざとい彼が小さな酒屋を見つけ、見たことのない「霧島神楽」という焼酎をゲットしました。すごい嗅覚だ。その後早めのランチで「黒豚の館」へ。このお店、山道の途中にぽつんとあるさびれた食堂のような佇まいなのですが(←失礼)豚肉の品質は確かです!豚カツはもちろんのこと、豚汁が具だくさんでこれまた美味!そして焼酎もすべて500円と聞いてダンナ氏の目がキラリ。飲酒ついでとばかりに勝手に「村尾」を注文して飲む始末。そんな子に育てたおぼえありません!どうせ500円なら森伊蔵を・・・!

今日は朝から雨が降ったりやんだりで天孫降臨の地、霧島神宮に行くにはいい雰囲気。あまり人もおらず、静かにゆったり参拝。
立ち寄った霧島民芸村でうっかり散財してしまいました。かねてより欲しかった黒千香(ぢょか)と「ふたつでひとつ分の値段!」というセールに踊らされて大皿も購入。重いので配送で。
滝ってついつい惹かれてしまいます・・・。温泉が流れる丸尾滝は道路からも見えるというのにわざわざ山道に入ってしまったことはさておき、霧島山中で最も落差のある千里ヶ滝が見たくて車がすれ違えないような山道に入り、「関係者以外立ち入り禁止」的な狭いスペースに車を停めてからも延々石段を下っていきました。もっと先まで行けばいいポイントがあるに違いない!と頑張ったのに、滝からはどんどん離れ、たどり着いたのは発電所の管理施設。結局半分くらいのところがいちばんキレイに見えたところでした。「展望台」とかちょっと札をかけておいてくれたらいいのに。観光パンフに載せといて、客が来ることは想定してないんでしょうか。帰りにすれ違った数人の観光客に、「この先行っても何もないですよ〜」と小さな親切ができたのでまあいいけど(笑)。
  
途中、硫黄のけむりが噴出している場所が・・・!すごい光景です。今日は首尾よく食事ができたのでおやつを食べてる間がありませんでした。せっかく揚げたてのさつまあげを買ったのに。
そして今日どうしても行っておきたかったのが、泥露天風呂がある「さくらさくら温泉」。温泉と一緒に湧き出る泥を顔や体に塗って乾かし、洗い流すとツルツルになる天然泥パックの湯です。夏だから乾かしてる間も寒くはないけど、灰色の裸体が並んで座っている姿はかなり異様(笑)でもその効果はやっぱり素晴らしく、普段かまってあげてない腕や足もすべすべになりました。
  
今日のお宿は霧島温泉清流荘。すっきりとモダンなお部屋はテラス(縁側)付きです。本当は足湯付きのお部屋がよかったんだけど・・・。貸切風呂や露天付きのお部屋もあるせいか、大浴場はガラガラでした。気持ちいい・・・。
食事は食事処にて。きびなごやとんこつ、鶏飯(けいはん)など郷土料理がたっぷりで満足。館内に焼酎バーがあるということで夜にでも行きたかったのに、夕食時に飲みすぎて(ダンナ氏は昼間っから飲み続けで)撃沈。それにしても・・・鹿児島では焼酎の単位は「1杯」ではなく「1合」なのね。