pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

北海道3日目

この日泊まっていたのは層雲峡のホテル朝陽亭。安いプランだったので部屋、食事、サービスは必要最低限(でもふとん敷きにおっちゃんが3人で来たのはびっくりした)、という感じでしたが、温泉はまあまあ良く、大雪山黒岳のロープウェイも近くて朝から黒岳に登ることができました。さらにリフトで7合目まで登ると、野生のエゾシマリスにも会えました。動物には結構縁がある私たち。その後、「流星の滝」「銀河の滝」と呼ばれる滝を向かいの展望台から見ることに。写真はこの展望台「双瀑台」からの眺め。しかしこの道のりが思った以上に険しくて、山道を延々進んでいると次第に足が上がらなくなり、「登りたいなんて言ってごめんなさい〜」と屋久島で白谷雲水峡の太鼓岩を目指したことを思い出しながら半ベソで登りました。
そして午後から札幌へ。ものすごい移動距離です。昼食は高速の砂川SAで。いか刺し定食もいか飯定食も十分美味しかった。ラーメンやスープカレーも食べたかった。
札幌に着いてまず行ったのはモエレ沼公園イサム・ノグチマスタープランのだだっぴろい公園です。敷地内には30メートルほどの小高い丘や、「モエレビーチ」という浅いプールのようなもの、また「海の噴水」は常に稼動してるものではなく、1日数回、ものすごい水量が噴出するショーのような感じ。モエレ山の頂点からは札幌の風景画360度見渡せます。周りに高い建物がないのですごく遠いところに来たような、不思議な感じです。しかしここでまた旅のストレスが。
到着したのが3時半。公園は夜でも入れるみたいですが、レンタサイクルを借りられるのは夕方5時までなのでやや急いでおりました。普通の自転車は2時間200円なのですが、私たちの前に10人くらいの幼児連れの団体が来て、今ある自転車をすべてかっさらって行ったのです。いや、それは順番なんだから仕方ない。イラつくのは、20代半ば〜30代前半と思われる男女入り混じったその団体(おそらくいくつかの家族)が、「9台?いや10台・・・?」と自分たちが総勢何人か把握してなかったこと!!受付でもたもたするなら出直せ!そしてようやく我々の番になったとき、在庫の普通自転車が出払って、ベビーシート付き自転車しかなかったため、「これでいいですか?」と訊かれ「仕方ないな・・・いいです」と言うと「じゃあ料金変わって300円になります」と。待たされてイライラしてたせいもあると思うのですが、これしかないのはそっちの都合なんだから200円にしとけば?と思っちゃったわけです。でも相手側は「嫌なら別に借りてくれなくてもいいのよ」という雰囲気。さすがお役所仕事。まあタイミングよく普通自転車が返却されてきたので事なきを得ましたが。細かいことなんだけど、「気は心」なんだよね〜。
最後の宿泊地、新札幌の「シェラトン札幌」へ。とりあえず汗とホコリまみれになった体をシャワーで流して、夕食へ。駅前のホテルだったので、地下鉄ですすきのまで行き*1、お目当てのジンギスカンのお店へ!でも地図を見ながらやっとたどり着いたら「本日終了」の札が・・・。そういえば「肉がなくなり次第終了」と書いてあったような。とことんツメの甘い今回の旅。気を取り直し別のお店へ。そこはカウンターだけで、ちょうど2席だけ空いておりました。ほっ。
ここはしっかり味のマトンとやわらかいラム(塩で!)の両方が食べられるお店で満足!鉄板に最初からのっけてくれてるたまねぎとネギにも羊のあぶらがしみてうま〜い!ピーマンとかもやしとかもメニューにあったけど、「追加野菜(たまねぎとネギ)100円」を選択。これで十分!お店のお兄ちゃんも2人ともスキンヘッドだったのでちょいコワ系かと思ったら、食べ方を丁寧に教えてくれて、距離感も心地よいステキなお店でした。すすきのの「しろくま」、おススメです。

*1:車で行けば早いけど、今日は絶対ビール!だったので。本当は繁華街近くのホテルに泊まりたかったんだけど、どこもいっぱいで。新札幌がこんなに遠いと思ってなかったのよね〜。