pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

愛煙家に物申す!

最近憤りを感じること。それは歩きタバコ
引っ越して駅までの道のりは遠くなったものの、行きは緑の多い下り坂なのでまあまあ気分よく歩けるのですが、それを台無しにするのが同じように駅まで歩く人たちのタバコです。
タバコの煙というのは風のない屋外で7m先まで届くと言われてますが、下りなので煙は後ろへどんどん流れてきます。仕方なく急いでもいないのに喫煙者を小走りに追い抜いてみて自己防衛を図りますが、意外と喫煙者が多くキリがない。吸ってる本人は気持ちいいんだろうけどさ〜まわりには子供も妊婦も*1いるんだよ?
このご時世、「喫煙者の権利」なんてものは「他の何者にも損害を与えない場合において」しか認められないと思うんだけど。その人たち携帯灰皿さえ持っているようには思えないし、通勤時間ぐらい*2我慢できないのかしら?
そんな固いこと言わなくても・・・と思う人は古い人間です。これは個人的な見解ですが、お酒を出す店などは禁煙にできないと思うし、そこにはタバコのリスクを必要以上に受ける人間*3は来ないものとして運用すればいいと思います。非喫煙者の私もそういう場所に行くときは副流煙を吸いまくるのも覚悟の上です。そんな場所で煙に顔をしかめる人がいればそれはそれで違和感を感じるし。どうしても煙を吸いたくない人はその店には行かないようにすればいい。ただそういう選択をする人が増えれば、店側の利益は当然下がるので店内禁煙も考えなければならない時代は来るでしょう。
でも駅や公共の施設は禁煙で当然だし、したがって公共の場である道路も然り、ですよ。「禁止されていない=許可」ではないのです。タバコは百害あって一利なし!誰のためにもならないんです。それどころか、健康を害して環境も汚すのです。「別に長生きなんかする気ないし〜」と言うお兄さん!タバコを吸って早めにポックリ逝ってくれたらもちろん結構ですが、喫煙者は寝たきりで余生を過ごすリスクが非喫煙者の何倍も高くなります。「税金払ったってんねんや〜」と言ってるお父さん!タバコによる税収よりも医療費の方がはるかに高いこと、知らないはずはないですよね?
「分煙」という中途半端なものも市民権を得ているようですが、煙を完全に分けることはスペースを仕切るだけでは不可能に決まってます。締め切った部屋であっても出入りのときに煙は流れ出てきます。あるお医者さんの言葉を借りれば、「分煙」は「このプールの3コースだけはおしっこしてもいいよ〜」と言ってるのと同じことなんだそうです。
以上を踏まえ、愛煙家の皆様は肩身の狭い思いをしながら吸っていただきたいと切に願います。

*1:じゃあ健康な大人ばかりの場所ならいいのか?答えは否!

*2:自家用車の場合を除く。そんなの知ったこっちゃないし

*3:子供、妊婦