pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

納得

お伽草紙

お伽草紙

旧かな遣いがどうも「読みにくそう」という印象を与えるにもかかわらず、意外にするっと読めました。かちかち山や舌切り雀などの昔話をベースに太宰治が愛を持って皮肉たっぷりに語る物語は、登場人物の描写がいわゆる子供向けではないところが面白い。個人的には浦島太郎に登場する亀の毒舌ぶりがかなり好きです。