日帰り九州

一昨日親戚が亡くなり、お葬式のため日帰りで福岡に行ってきました。
亡くなったのは私の母の妹なのでまだ若かったのですが・・・。ずっと病気はしていて辛そうなのは知ってましたがいろいろあってついに力尽きたという感じみたいです。
自分も病気を持っているのに体調の悪い祖母の面倒もほとんど一人でみていた叔母の苦しみを誰もわかってあげられなかったのかと思うと胸が痛みます。
叔母には私が小さい頃からよくお世話になっていて、いとこが生まれる前からよく泊まりに行ったりして面倒をみてもらったし、小学生くらいの頃は毎年のように夏休みに一週間遊びに行ったりしたものです。手先が器用な叔母には裁縫や編み物も教えてもらいました。
子どもの頃、お正月などに親戚が田舎の家に集まって過ごしていたことが私の原風景としてあるのですが、今ではその家も建て替えられてなくなり、祖父や曾祖母が亡くなって私の叔父とその後妻が幅をきかせるようになったこともあり親戚が集まることなどなくなりました。唯一仲良くしていたその叔母の娘たちともいつしか疎遠になり、母親から聞かされるのは悪評ばかり。
件の叔父は実の姉の葬儀なのに参列せず、喪主はなぜか代理が挨拶をし、火葬場まで行った私たちは個人的な感情論で骨上げの場にも入れてもらえませんでした。
葬儀にはダンナ氏と一緒に行きましたが、うちの家がいかに非常識かを見てもらういい機会になったと思います。もうどうしようもない。叔母が辛かったのがよくわかる葬儀でした。
うちの家の冠婚葬祭は大抵後味が悪いです。