pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

すいません、素人の言うことですから・・・

台風接近中、もらったチケットで(最近こんなんばっか)生まれて初めて宝塚歌劇を観に行ってきました。ヅカファンでなくとも、関西人なら一度は観に行っとかないと!と気乗りしないダンナ氏を半ば無理矢理車に積んで出発。
今回は宙組公演『バレンシアの熱い花』。ミュージカルが終わって休憩をはさみ、後半のレビュー『宙 FANTASISTA!』は「いかにもタカラヅカ」な舞台を期待していたのに、宇宙の王子が惑星を旅するというストーリーで衣装も全員白ずくめの白カツラという「もしかして前衛的?」な印象。でも場面が変わるごとに衣装も変わり、もはや誰が主人公でどういう話なのかもわからず、紅白歌合戦を彷彿とさせる(笑)華やかさにただただ圧倒されるばかり。しかし!やはり最後には階段がせりあがってきて、お約束の羽を背負って全員が登場!途端に「これよ、これこれ!」とばかりにこちらのテンションもアガりまくり。主役も登場する度に衣装が変わるので、メインが誰だったかよくわからなくなった頃、一際でっかい羽を背負った人物が登場!「やっぱり主役は華やかだわ〜」と思った途端、さらにどでかい羽を背負った人物が階段の上に!「こいつが親玉かー!!」とドギモを抜かれ、興奮と安堵感が入り混じった不思議な感覚にとらわれながらも無意識に満面の笑みで大きな拍手を送っている自分がいるのでした。
いやー、楽しかった。いろんな意味で。