pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

からほりさんぽ

本日代休。着物でお出かけ企画もだいぶ定着してきました。今回の行き先は谷町〜空堀界隈です。
まずは腹ごしらえ(笑)と谷六の蕎麦屋「文目堂(あやめどう)」へ。ここはまず建物がツボ!昭和11年建造という旧い民家で、当時のまま残されているシャンデリアやステンドグラスがとてもいい雰囲気です。
 
「着物で蕎麦屋、そして日本酒」というのを一度やってみたかったと友人と意見が一致し(笑)平日の昼間から日本酒を注文。地酒の種類も結構あって、値段が600〜900円くらいだったので「一杯にしてはまあまあいいお値段かな・・・」と思ってたらしっかり酒器に入って出てきました。でもこれがまた美味しくて、お通しの海苔佃煮で十分飲める。この酒器も欲しいなあ。
そして蕎麦。細切りのざる蕎麦をいただきました。関西人としては蕎麦よりうどん、だったのですがこういうときはやっぱり蕎麦。つゆもいいお味で、めずらしく蕎麦湯で飲み干してしまいました。日本酒を一杯くいっとひっかけてから蕎麦を食べてすっと店を出る、というのが粋なんでしょうが、店内のゆるゆるとした空気につい長居してしまいます。
ほろ酔いで店を出て周辺を散策。このあたりは狭い路地や階段がいっぱいあって町並みも風情があります。とりあえず行きたかったのは菱屋カレンブロッソ。カフェ草履が欲しいと思ってたけど、今回は見送ることに。
 
しばらく歩いた後、カフェ「茶盆」でひと休み。蓋碗(がいわん)でいただく中国茶とお茶のパフェの相性が抜群でした。お茶はさし湯ができるのでのんびり、ほっこり。
お店の前にて。今日の着物は縞のお召し。リサイクルにしてはめずらしくサイズがぴったりなのでお気に入り。でも単なので着れる時期が短いのです。今日は暑かったのでちょうどよかった。帯はファブリック帯、帯締めは伊藤組紐店で買った七色の真田紐を前でリボン結びに。ちょっとかわいらしすぎたかしら・・・。
最後は百貨店の着物市へ。数も思ったほど出てなかったしサイズが合うものがなさそうだったので私は早々にあきらめましたが、友人は渋いウールの着物を掘り出してお買い上げ。またこういうのが似合うんだ・・・。
この日友人は雑貨屋さんでもノリタケの皿などを購入してましたが、私にしてはめずらしく一度も扉が開かなかったなー。悔しいので明日の朝食べるパンだけ買って帰りました。