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 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

リアルじゃなくても

小学五年生

小学五年生

17編の短編の主人公はすべて小学5年生の男の子。淡い初恋、家族の死、転校など、それぞれが自分のこれまでの経験値ではいっぱいいっぱいの思いを抱え、経験を重ねながら成長していく少年の姿が眩しい。
現実の子どもはこんな風には考えないかもしれないけど、大人になってみれば小学5年生くらいの時期ってこんなことで悩んだり喜んだりしてたのかなー、と懐かしく思えます。そんな風に思えることが自体が大事なのかな、と。