2009-02-14 リアルじゃなくても 本 小学五年生作者: 重松清出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (28件) を見る17編の短編の主人公はすべて小学5年生の男の子。淡い初恋、家族の死、転校など、それぞれが自分のこれまでの経験値ではいっぱいいっぱいの思いを抱え、経験を重ねながら成長していく少年の姿が眩しい。 現実の子どもはこんな風には考えないかもしれないけど、大人になってみれば小学5年生くらいの時期ってこんなことで悩んだり喜んだりしてたのかなー、と懐かしく思えます。そんな風に思えることが自体が大事なのかな、と。