pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

夫婦愛

そうか、もう君はいないのか

そうか、もう君はいないのか

淡々と綴られる深い愛情。どこへ行くにも、何をするにも一緒だったのだから失った悲しみも大きかったはず。
妻へ書いた詩とか、出会いの頃の「妖精」「天使」などという形容がちょっと気恥ずかしくもあり、全体的にふわふわしたラブレターみたいな感じだと思いながら読みました。でも次女紀子さんのあとがきですべてがまとまり、妻を失うかもしれないという恐れや失った悲しみは「書きたくても辛くて書けなかった」のかもしれないと思うと・・・。