pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

わかちあえるものならば

以前の職場でペアを組んで仕事をしていた相手は、ワタシ的に第一印象でシャッターが閉まる、「自称:天然」。昔の言葉でぶりっ子と言えばしっくりくるような。若いなら大目に見るけど、年齢はひとつ違いで既婚で子持ちならもう少し常識をわきまえてほしいと思わずにはいられなかった。ただ彼女は愛想がいいため、私の苦しみは周囲に理解してもらえないまま私が配置換えとなってようやく解放されたといういきさつがあります。
そして現在その彼女とペアを組んでいるのがかなりベテランの人なのですが、その人さえもすでに限界を感じているという噂を聞き、是非とも未だに忘れられない苦しみをわかちあいたい!と宴席を設けてもらいました。
基本ペアで行う業務で配置換えも定期的にある身なので、そのベテランさんも今までに8人の相手と組んできたそうですが「あんな人初めて」とのこと。そしてひとつひとつのエピソードに「ああ、わたしこんな人の悪口とか言いたくないのに〜」と。わかりますわかります。まるで昨日のことのように思い出されて私の方こそ涙があふれそうです(笑)。
私が彼女と組んでいた頃は彼女は新卒で同期の子達とも楽しくやってたし、それを見てると「彼女のことが嫌なのは私だけなのか・・・」とかなりの閉塞感を味わっていたものですが、今ではみんなようやく彼女のオカシサに気づいて距離をとっている様子。それでも本人はなんとも思ってないんだろうけど。とりあえず周囲が同情してくれればまだ救われると思います。でもベテランの人が数十年経験した中でも出会わなかった稀有な人間の最初に出会ってしまった私って、よほど運が悪かったのか(苦笑)。いまやどこに行っても有名みたいです、彼女は。
私もいまだに3日に1度は彼女のことを思い出すほど苦しんでますから。