pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

くらたまに激しく同意

なんとなく気が向いて某奥様雑誌を買ってみました。女性ファッション誌にはよくある、「シチュエーション別コーディネート」的なページでの具体例に思わずつっこまずにはいられませんでした。

  • A学院初等科の役員をしている私。ママ同士で夜のお食事会に。
  • M商事時代の同期の帰国祝い会。
  • 時間が出来たので語学を生かし大使館でお仕事を始めることに。
  • CA時代の先輩が主宰するワイン会に招かれて。
  • 娘の小学校の秋休み。学校の友人母子グループでハワイに行くことに。
  • 親しい友人が青山にリフレクソロジーのサロンをオープンするのでレセプションパーティーに。

すごいなあ(笑)以前と変わらず流行に敏感で気が利く後輩と思われたい、とか、何を着れば場慣れした感じかということを演出することが最優先なのね。しかも子供の学校とか独身時代の職業とか、いちいちハイソな匂いがするところがイヤラシイ。一番のけぞったのは「キャリアの未婚者が結構来る中、寿退社を数年前にして子供もいる私ですが、生活感ないね〜って言われたい」という自慢たっぷりで攻撃的な設定。ここに登場する人たちは総じて高収入の夫と可愛い子供に恵まれ、日々のやりくりなど気にする必要もなく自分磨きに時間もお金も費やすことができる美しい専業主婦ばかりです。この雑誌の読者はみんなこれが普通なんでしょうか?
最近どうでもいいことが気になって仕方ない。それでもツッコミにまわらずに受け入れる度量がなければ勝ち組にはなれないのかしら。いや、受け入れたところで勝ち組になれるわけじゃないですけど・・・。