ワーキングガール
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/01/21
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 29回
- この商品を含むブログ (210件) を見る
主人公がみんな前向きすぎるんだよなあ。もちろん焦りや落ち込みはあるけど、まとめ方がね。もっと救いようがないような暗い部分も含んでほしいなあと思うわけです。
この本を読んで気がついたのですが、今の職場で仕事がしづらいと感じるのは、もしかして自分の年齢のせい?この年齢では大抵のことはできて当たり前だし、それを評価されることもなく少しでもミスすれば途端に評価はマイナスになるというごまかしようのない危機感があります。かつては同じような環境で楽しく仕事ができていたので、今の状況を無意識に周りの人たちや時代のせいにしようとしてましたが、昔の職場にいた頃は20代だったこともあり、自分ではそれなりに仕事をしていたつもりでも実はかなり大目に見てもらってたのかなあ、と。感謝と反省の気持ちを忘れちゃいけませんね。今までと同じやり方で仕事をしていてはやりにくくて当たり前だと気づかされました。無駄に歳とってちゃダメ!