pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

ワーキングガール

ガール

ガール

既婚、未婚、シングルマザーと境遇はそれぞれだけど、都会の会社を舞台にバリバリ働く30代の女性たち。まあ女性の心理描写が間違いではないけれど、なんか画一的な気がした部分もありますが、その分わかりやすくてすっきり読めます。
主人公がみんな前向きすぎるんだよなあ。もちろん焦りや落ち込みはあるけど、まとめ方がね。もっと救いようがないような暗い部分も含んでほしいなあと思うわけです。
この本を読んで気がついたのですが、今の職場で仕事がしづらいと感じるのは、もしかして自分の年齢のせい?この年齢では大抵のことはできて当たり前だし、それを評価されることもなく少しでもミスすれば途端に評価はマイナスになるというごまかしようのない危機感があります。かつては同じような環境で楽しく仕事ができていたので、今の状況を無意識に周りの人たちや時代のせいにしようとしてましたが、昔の職場にいた頃は20代だったこともあり、自分ではそれなりに仕事をしていたつもりでも実はかなり大目に見てもらってたのかなあ、と。感謝と反省の気持ちを忘れちゃいけませんね。今までと同じやり方で仕事をしていてはやりにくくて当たり前だと気づかされました。無駄に歳とってちゃダメ!