pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

トラウマ・・・?

仕事上の煩わしい出来事は多々あれ、好きで選んだ仕事です。10年以上続けていると力を入れるところとそうでないところのバランスも少しは考えるようになります。
通勤バスの本数が少ないことから毎朝同じメンバーでバス停から職場まで歩くのですが、歩きながら出し抜けに「あなたっておとなしいのね」と言われました。何を今更?と思いながら「そうですかあ〜?」と返しましたが、その後ずっと考え込んでしまいました。
確かに私は昔から人見知りはするし、意味もなくテンション上げられるタイプでもない。子どもの頃はよく「暗い」と言われたし(子どもって残酷だ)、明朗快活な人間でないことはわかっています。でも社会人になってからはそれなりに周りの雰囲気を壊さずにあわせていく術も身についたと思ってました。そういう自分の問題というよりも、他人に対してストレートに「おとなしい」と評価するその人に大人の気遣いが感じられなかった、いやむしろ悪意を感じてしまったのです。配慮があれば「物静か」とか「控えめ」だとか「落ち着いてる」といった表現でもいいように思うのです。そこに裏の意味が隠されていたとしても。
正直その発言をした人(50代女性)はかなり苦手なタイプ*1。だからそれが私の態度に出てるんでしょうね。避けるわけではないけど、訊かれてもいないのにプライベートなことについて話したりしない*2し、悪口に加担するのも嫌なので当たり障りのないことしか言わないように心がけてます。そこを指摘されたんでしょう。
ただ、今の職場で概ね滞りなく業務を遂行しているつもりでも、枝葉の情報がうまく入らず連携不足を感じることが多々あるのです。それでも大きな支障はないのですが、やっぱり日頃の情報交換って世間話から発展することもあるし、そうやってコミュニケーションをとっているからこそ些細なことも話題にしようとお互い思えるのだろうとは思います。「仕事さえちゃんとしてればいいじゃん」と一線を引くことが果たして正しいのだろうか・・・と思いつつ、余計なことは煩わしいと感じる自分もいて、そこを要領よく消化できない自分に気づいてしまったのが痛かったです。
職種のせいもあるけど、今までになく「孤軍奮闘」感の強い現在の職場です。

*1:いい歳をしてかわいいキャラ。たまにいるんですよね。どの場面でもいかにも「女」って感じの位置をとって、「気の利く人」に見えるように動くタイプ。第一印象はソフトなのに、実はこういう人が一番怖い。

*2:40代男性(自称新婚)の「うちのカミさん」話にももううんざりだ!ただの世間話なのに「うちのカミさんが言ってたんだけど・・・」とか「うちのカミさんはこれが苦手で・・・」とか枕詞のように1日何回も口にする。