pandalzen

 酒とパンダとごはんとコドモ。無理せずラクに、まいにちのくらし。

重い・・・

トリップ

トリップ

「ありふれた町の、ふつうの人々」の日常。同じ町ですれ違うものの深くは関わりのない人の物語へとつながっていく連作短編。普通に見える人たちがみんな日々の暮らしの中で何かを沈殿させている感じ。希望でも絶望でもない日常が続いていくのは幸せ?それとも不幸せ?そんな物差しでは測れない何かを感じます。表題作の「トリップ」は、そういうトリップだったのか・・・。